志の果て
寅次郎は、野山獄に収監される。
同じ牢獄にとらわれた人物が
”ここはただの牢獄ではない。生きて出ることはできない。”と寅次郎にいう。
文は、寅次郎の手足となって生きることに。
そして兄が読みたい本などを差し入れに向かう。するとそこで寅次郎の弟子金子の母ツルがいた。
”あわせてください”と嘆願していた。
寅次郎は2ヶ月の間に、100冊の本を読んでいた。
その本を文は、届けていた。
ツルと文は、野山獄の帰りに海辺で握り飯を食べていた。
ツルは金子が”学問の虫になる”といって、江戸へ向かった。止めとけばこんなことには。。といいながら泣き出した。
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