1: 幕末まとめ 2018/04/01(日) 09:24:18.40 _USER9
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産経新聞 2018.4.1 05:00

「坂本龍馬」を外し「従軍慰安婦」を明記するなどした高校歴史用語精選案を作成した民間団体「高大連携歴史教育研究会」(会長・油井大三郎東大名誉教授)が、
外部からの批判を踏まえて用語の選定基準を修正したことが31日、分かった。
波紋を広げた坂本龍馬などの人物用語をめぐっては「一般によく知られた人物などを厳選して取り上げる」とし、評価が分かれる近現代史の用語についても偏った教育にならないよう注意を促す項目を追加した。
近く団体のホームページに掲載する。

精選案の用語選定を統括した副会長の桃木至朗阪大教授は産経新聞の取材に対し、
すでに公表している用語リストの改定については「専門家から多数の意見が寄せられている」として含みを持たせたが、今後の方針は明示しなかった。
用語選定グループには複数の教科書執筆者が入っており、教科書編集への一定の影響力があるとの見方もある。

同団体は増え続ける歴史用語の暗記偏重から歴史的思考力の育成を目指す授業への転換を目指し、全国の大学、高校の教員らの呼びかけで平成27年に発足した。会員数は約400人。
生徒が議論する活動を重視した当時の高校学習指導要領案の方針も踏まえ、29年11月に世界史、日本史とも現行教科書の約半分となる1600語程度の精選案を公表した。
今年3月末までに最終案を公表し、教科書会社や大学入試関係者に提言するとしていた。

ただ、坂本龍馬、武田信玄といった有名な人物が数多く外れたことに批判が集まったほか、現行教科書で少数表記である「従軍慰安婦」「南京大虐殺」などが入り、物議も醸した。
この団体には延べ約40人の教科書執筆者が含まれ、一部の会員で構成された選定グループにも複数の教科書執筆者が入っていたため、教科書編集や大学入試への影響も指摘されていた。

団体は精選案を公表した昨年11月から今年2月末まで、他の学術団体と選定基準に関するアンケートを実施。
その結果、「歴史用語の精選に一定の理解が得られた」としたが、選定基準には賛否が分かれ、一般からの批判的な意見なども踏まえて基準を修正した。
高校現場からも内容の再検討を求める声が出ていた。

団体の選定基準は、大半の教科書に掲載され、時代の流れが分かるような概念を中心に選び、文化史用語は必要最低限にする-というもので、
修正後は「国民意識の涵養(かんよう)などを踏まえ、よく知られた人物・事件を厳選する」「政治的・外交的に理解が分かれる事項は多面的な理解・考察ができるように取り上げる」を追加した。
用語集については「複数のリストがあってよく、入試問題や教科書はそれらを参考にして、あくまで自主的に作られるべきもの」との考え方も示した。



【用語解説】歴史用語精選案

歴史授業での暗記偏重の克服を目指す高大連携歴史教育研究会が昨年11月、歴史的思考力育成型科目への転換を図るため、「教科書本文に載せ、入試でも知識として問う基礎用語」として、
日本史、世界史とも現行の半分となる約1600語を選択し公表。これら以外の用語については、教科書のコラムなどで「発展用語」として収録することを否定していない。

http://www.sankei.com/life/news/180401/lif1804010012-n1.html
http://www.sankei.com/life/news/180401/lif1804010012-n2.html

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